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休んでも疲れが取れない50代・60代へ|心の休ませ方3つのコツ

📋 目次

  1. 休んでも疲れが取れないのは、体ではなく「頭」が休んでいないから
  2. 心の休ませ方3つのコツ
  3. 私自身、休み方がわからなかった時期がありました
  4. まとめ|今日から試せる3つのこと
  5. よくある質問
  6. ここまで読んでくださったあなたへ

土曜日、しっかり寝たはずなのに。

日曜の夕方になっても、体がなんとなく重い。

月曜の朝、起きた瞬間に「もう疲れてる」と感じる。

そんなふうに感じることは、ありませんか。

 

若い頃は、一晩寝れば戻りました。

それが50代、60代になると、休んだはずの日の翌朝がいちばんつらい。そんな声を、私はよく聞きます。

この記事では、「休んでも疲れが取れない」と感じている方に向けて、私自身が助けられた心の休ませ方を3つお伝えします。

どれも、5分あればできることばかりです。

がんばらなくて大丈夫。むしろ、がんばらないほうがうまくいく話です。

休んでも疲れが取れないのは、体ではなく「頭」が休んでいないから

先に結論をお伝えします。

休んでも疲れが取れないとき、休めていないのは体ではなく、頭のほうであることが多いのです。

ソファに横になっていても、頭の中はこんな感じになっていませんか。

  • 明日の仕事の段取り
  • 言われた一言が、まだ引っかかっている
  • 親の通院のこと、お金のこと
  • 「こんなことしてる場合じゃない」という焦り

体は止まっているのに、頭の中だけがずっと回り続けている。

これでは、休んだことになりません。

頭の中は、着ない服でパンパンのクローゼット

私はこれを、着ない服でパンパンのクローゼットにたとえています。

長年アパレルの仕事をしてきて、いやというほど見てきました。

服がぎゅうぎゅうに詰まったクローゼットは、扉を開けても風が通りません。

何がどこにあるかもわからない。

だから、いい服が一枚あっても、それを着ることができないのです。

頭の中も、同じです。

考えごとで隙間がなくなっていると、そこに「休み」を入れる場所がない。

必要なのは、新しい休養法を足すことではなく、すこし取り出して、余白をつくることなのだと思います。

こうたろうこうたろう服を減らしたお客様が、決まって言うんです。「なんだか気持ちまでスッキリした」って。心も同じで、減らすと風が通るんですね。

50代・60代は、体力の変化と、仕事や介護の責任がちょうど重なる時期です。

頭の中が詰まりやすくて当たり前。あなたの休み方が下手なわけでは、決してありません。

心の休ませ方3つのコツ

1一日5分、「頭の中の予定表」を閉じる

一日のどこかで5分だけ、頭の中で開きっぱなしの予定表を閉じる時間をつくってみてください。

やり方は、とてもかんたんです。

  • 椅子でも布団の上でもいいので、腰かける
  • 目を閉じる(つらければ、半分開いていてもかまいません)
  • 鼻から息を吸って、口から、吸ったときより長く吐く
  • 吐いている間、息が出ていく感じだけを、なんとなく眺める
  • これを5分ほど、ゆっくりくり返す

コツは、吐く息を、吸う息より少しだけ長くすることです。

私たちの体には、アクセルとブレーキのような切り替えのしくみがあります(自律神経と呼ばれるものです)。

息をゆっくり吐いているとき、体はブレーキのほうへ傾きやすいと言われています。

こうたろうこうたろう私も最初は「ちゃんとできているか」ばかり気にしていました。
でも、座れた時点でもう半分は成功なんです。

うまくできているかどうかは、気にしなくて大丈夫です。

5分座っただけで、その日は充分だと思ってください。

2休む時間を、あとまわしにしない

二つ目は、順番の話です。

用事を全部片づけてから休もうとすると、たいてい休めません。

やることは、片づけても片づけても出てきます。

だから「全部終わったら」の「全部」は、いつまでたっても来ないのです。

おすすめは、先に休む時間を決めてしまうことです。

  • 朝、コーヒーを入れる前の5分
  • 夕食のあと、テレビをつける前の5分
  • 布団に入ってから、スマホを見る前の5分

こんなふうに、すでにある習慣の「すぐ前」にくっつけると続きやすくなります。

新しい時間をつくろうとすると、まず続きません。

こうたろうこうたろう「全部終わったら休もう」の"全部"は、私には一生来ませんでした。
先に休みを予約するほうが、結局よく片づくんですね。

ちなみに、いちばん多くの方が続けやすいのは、寝る前のようです。

その日の頭の中を、一度リセットしてから眠りに入れるからかもしれません。

3「休めない自分」を責めない

そして三つ目。これがいちばん大事かもしれません。

休めなかった自分を、責めないでください。

「せっかくの休みなのに、何もできなかった」

「こんなにダラダラして、情けない」

こう思った瞬間に、疲れがもう一段深くなります。

罪悪感というのは、静かに体力を削っていくものです。

休んでいる最中に自分を責めていたら、それは休憩ではなく、心の中で残業をしているようなものだと思うのです。

こうたろうこうたろう「気合いが足りない」のではなく、ブレーキを踏むタイミングを見失っているだけなんですね。
私はそう気づいてから、自分を責めることが減りました。

だから、こうつぶやいてみてください。

「今日は、これでいい」

呼吸が5分できなくても。

一日ぼんやりして終わっても。

それで、いいのです。

50代・60代は、これまでずっとがんばってきた人ほど、休むことに慣れていません。

慣れていないことが下手なのは、当たり前のことですよね。

私自身、休み方がわからなかった時期がありました

デザイナーとして働いていた頃の話です。

土日は休みのはずでした。

でも、頭の中は月曜の会議の資料と、うまくいかない人間関係のことでいっぱいでした。

家族と出かけていても、心はそこにいない。

夜、布団に入ると、言われた一言が何度も再生される。

朝起きても、疲れは前の日より増えている気がしました。

 

当時の私は、「休めないのは自分の意志が弱いからだ」と思っていました。

だから、もっとがんばろうとしました。

休むことすら、がんばろうとしていたのです。

変わったきっかけは、たいしたことではありません。

 

眠れない夜に、ただ自分の呼吸を数えてみただけです。

何かが劇的に解決したわけではありませんでした。悩みも、そのまま残っていました。

 

でも、息を吐いている数十秒のあいだだけは、頭の中が静かになった。

その「数十秒の静けさ」を、少しずつ増やしていっただけなのです。

そうしているうちに、いつの間にか、朝の重さが以前ほどではなくなっていました。

今年で61歳になります。

ありがたいことに、年齢を言うと驚かれることがあります。

特別なことをしているつもりはありません。
ただ、少しの健康習慣の積み重ねが若さを保つ秘訣であると思っています。

その一つが、
頭の中に余白をつくる習慣なのです。

まとめ|今日から試せる3つのこと

休んでも疲れが取れないと感じるとき、休めていないのは体ではなく、頭のほうかもしれません。

  • 一日5分、頭の中の予定表を閉じる(吐く息を、少し長く)
  • 休む時間を、あとまわしにしない(すでにある習慣の直前にくっつける)
  • 「休めない自分」を責めない(罪悪感は、静かに体力を削ります)

3つ全部でなくて構いません。

今日は、いちばんできそうなものを1つだけ。それで充分です。

なお、眠れない日が何日も続いていたり、気持ちの落ち込みが強い状態が長く続いている場合は、呼吸や考え方で抱え込まずに、一度お医者さんや相談窓口に話してみてください。体からのサインであることもあります。

よくある質問

Q  5分もできません。もっと短くてもいいですか?

はい、1分でも大丈夫です。

「深呼吸を3回だけ」でも、やらないよりずっといいと思います。時間より、思い出したときにやることのほうが大切です。

Q 目を閉じると、かえって考えごとが増えてしまいます

とても自然なことです。むしろ、それが普通です。

考えごとが浮かんだら「あ、浮かんだな」と気づいて、また息に戻る。この気づいて戻すこと自体が、休ませる練習になっています。無になろうとしなくて大丈夫です。

Q  朝と夜、どちらがいいですか?

やりやすいほうで構いません。

迷われるようでしたら、寝る前をおすすめします。
その日ためこんだ考えごとを、一度置いてから眠りに入れるからです。

Q  どれくらい続ければ変化を感じますか?

これは、本当に人によります。

数日で「寝つきが少し変わった気がする」という方もいれば、数か月かけてゆっくり変わっていく方もいます。
効果を測ろうとすると、それがまた「がんばり」になってしまうので、しばらくは測らずにやってみてください。

ここまで読んでくださったあなたへ

ここまで読んでくださったということは、あなたはきっと、ずいぶん長いあいだ、がんばってこられたのだと思います。

そういう方ほど、休み方を忘れてしまっているものです。

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Written by こうたろう|マインドフルネスセラピスト・瞑想インストラクター

今日も、どうかご自愛ください。

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