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YouTube動画:マインドフルネスって何?その意味と効果を解説  全編5分56秒

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マインドフルネスって何?

ケン太
マインドフルネスって良く言われるけど、
どういう意味なんでしょうか。瞑想ですよね。

K太郎
マインドフルネス瞑想のやり方については前に解説したね。
「マインドフルネスの状態とはどんなものなのか?」
を説明しよう。

マインドフルネスとは「 ”今、ここ”にすべての意識を向ける心のあり方」のことです。

 「今、ここ」に意識を向けることによって、過去の失敗や未来の不安から解放される
という考え方です。

K太郎
僕たちは「今ここ」を生きているようでいて、実際には 過去や未来に
意識が向いてしまっているんだ。

○ 過去の失敗、 心の傷

○ 未来への不安、恐怖、心配

ケン太
言われてみれば確かにそうです。。
いつも色々なことを心配しているかも。。

K太郎
それでは、このマインドフルネスを誰が開発して、
どんな効果があるのかを説明するね!

マインドフルネスの始まり

マインドフルネスとは1979年にマサチューセッツ大学医学部大学院教授のジョン・カバット・ジン
という先生が開発したものです。

仏教、禅がベースになっていますが、そこから宗教色を排除して「マインドフルネス低減法」という
メソッドにしたものなのです。

K太郎
ジョン・カバット・ジンさんは仏教の禅を学んでいたんだ。
でも、宗教の枠を超えてメソッドに出来ないかと考えたんだね。

ケン太
瞑想って仏教のイメージが強いですよね。

K太郎
仏教と関わりのない人、一般の人には
オカルト的で根拠のない怪しいものと思っていた人も多かったんだ。

それまで宗教に関連したものであった瞑想を科学的に体系化したもの。

それがマインドフルネスなのです。

マインドフルネス低減法について

ジョン・カバット・ジン先生はマインドフルネス低減法(MBSR)において
マインドフルネスストレス緩和プログラムという8週間の瞑想プログラムを作りました。

そして、そのプログラムを実践した人にどんな効果が現れたのかというのを研究して、
その効果が明らかになったのです。

K太郎
その後も社会的に信頼されている多くの学者たちが実験をして、
実証データを示したんだ。
科学的な裏付けがある技術なのであれば、実践してみようという企業なども
増えて行ったのです。

K太郎
そして、実際にやってみたら
「効果がすごいじゃん!」っていうことになったんだ。
Google、Apple、ゴールドマンサックス、ヤフーなど多くの有名企業が社員の能力を
高めるためにマインドフルネスを採用しています。

マインドフルネスでどんな結果が出たの?

それではこのマインドフルネスでどういう結果は出たのでしょうか。

MBSR(マインドフルネスストレス緩和プログラム)という8週間の瞑想プログラムを
行った後でわかった効果をご紹介します。

1脳が変化した

まず、脳に変化がみられたのです。

○ 海馬と側頭頭頂接合部の密度が増えた

MRI によって脳を確認してみた結果、脳の海馬と側頭頭頂接合部にある
灰白質という部分の密度が増えたのです。

K太郎
海馬というのは記憶や学習能力、感情をコントロールすることに
関わっている部分なんだ。

この海馬はうつ病やPTSDの人は小さくなっているという
データがあるのです。

○海馬の密度が増えたということは

・記憶力が高まり、学習能力が高まる
・感情をコントロールする能力が高まる
といわれています。

○側頭頭頂接合部の密度が増えたということは

・思いやりが深くなる
・人に共感したりする
感情が強くなる
といわれています。

○ 扁桃体が小さくなった

その一方で、扁桃体という部分は小さくなっていたのです。

扁桃体は危険を察知した時に、人間が生き延びられる体制に入ります。

交感神経の働きが活発になって、血流が増加します。

K太郎
手に汗をかいたり、ドキドキしたり。
いわゆるストレス状態になるんだ。

 

○ 扁桃体が小さくなるということは

・気持ちが安定している
・ストレス状態になりにくい
といわれています。

2痛みを軽減する効果がみられた

MBSR(マインドフルネスストレス緩和プログラム)が最初に出した大きな成果が
痛みを軽減するという効果でした。

医学的治療が困難だった慢性疼痛、慢性的な痛みを持つ多くの人が
その症状を改善することが出来たのです。

3高血圧の改善

血圧の高い人にはマインドフルネスによって、血圧を下げるという結果が出ました。

K太郎
血圧とストレスには密接な関係があるからね。
ストレスが減少したことが大きな要因だと言われているね。

4過敏性腸症候群、潰瘍性大腸炎の改善

過敏性腸症候群、潰瘍性大腸炎の患者に症状の改善が見られました。

ケン太
腸もストレスに弱いですよね。。
僕も以前はストレスでお腹の調子が悪くなっていました。

K太郎
僕もそうだったんだ。
腸はストレスの影響をもろに受けるからね。

5うつ、不安症の改善

マインドフルネスを実践した多くの人にうつ、不安症の改善が見られました。

うつ、不安症については多くの研究で効果が認められています。

K太郎
さっき説明した脳の変化によるところも大きいかもしれないね。

5不眠症の改善

不眠症についても多くの人々に改善がみられました。

マインドフルネスはストレスによって乱れた自律神経の乱れを整えてくれるので、
睡眠に入りやすい副交感神経への切り替えがスムーズになるのです。

K太郎
これも瞑想を習慣にしている多くの人が実感していることだと思うよ。
以上の結果以外にも免疫力が高まる、禁煙にも有効であるなど、
多くの研究結果が出ているのです。
以上のように、マインドフルネスよって効果があるという結果が出ています。

確かに人によって思いっきり結果が出る人と、そんなに変化は見られない人というのは
あるようです。

しかし、全体的には良い結果が出た人が多かったということは、実証されているのです。

さいごに

いかがでしたでしょうか。

マインドフルネスを継続的に行うことで、
お金もかけないでストレスが減って、気持ちが安定して
思いやりが深くなって人に共感することができるようになる。

自分の能力値も上がっていく。

健康にもいい!

もうこれはやらない理由はないと思うんですよね。

マインドフルネ瞑想には色々な方法があります。

このブログではこれからもいろいろと紹介していきますので、
楽しみにしていてくださいね!

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この記事で紹介したジョン・カバット・ジン先生のマインドフルネス低減法も
ご一読されることをおすすめします。

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