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不安・ストレスが体に与える影響が本当にやばい
「最近、いつも不安な気持ちになっている。。」
「自分でもストレスがたまっていると感じる。。」
そんなあなたの体は多くの危険にさらされています。
40代以上の男性の方は特に危険です。
身近な友人の話
夫が仕事から帰ってきて普通に食事をとり、そのままベッドへ。
しかし、夫は夜中にめまいと吐き気がするという。
妻:「大丈夫?」
「救急車呼ぼうか?」
夫:「大丈夫。明日の朝、病院に行くよ。」
しばらく様子を見るようにしたが、真夜中にひどくなったので救急車を呼んだ。
しかし時はすでに遅く、翌朝には亡くなってしまった。
心筋梗塞だった。
これは私の友人の話です。
まだ、48歳です。
前日まではとても元気だったそうです。
他にも以前の職場の先輩が心筋梗塞で突然亡くなっています。
彼も40代に半ばでした。
このように急性の心臓疾患で亡くなる方はとても増えています。
過剰なストレスが危ない
心筋梗塞の原因はいろいろなことが複合的にあると思いますが、特に指摘されているのが
「過剰なストレス」です。
WHO(世界保健機関) の推計によれば心臓麻痺の死亡者は世界で年1700万人です。
そのうち25%は激しいストレスによるものと考えられています。
人間の脳は外敵に襲われた時にすぐに反応できるように、ストレスという形で 指令を送ります。
もともと人間が生きていくためには必要不可欠な機能だったんですね。
本来であれば、 敵がいなくなった後には体が元の状態に戻るのが普通の状態です。
でも現代は常にストレスにさらされている状態です。
そんな環境の中でストレスをうまく処理できない人は 、ストレスがどんどん蓄積していって
慢性化してしまいます。
私が悩まされていたストレス症状
私も以前は強いストレスにさらされて いました。
そして、軽度ではありますが不安障害、うつの症状が出ていたので、
精神科に通院していました。
私が2年近く悩まされていた症状はこちらです。
- 手が震える
- 手に汗が出る
- 胸がドキドキする
- 憂うつ感
- 漠然とした不安感
- 胃が痛い、不快感
- 下痢、軟便
- 昼間の眠気
- 注意力の低下
- 疲れやすい
- 眠りが浅い
会社にいる時に症状がひどくなります。
ただ、家にいる時でもすっきりと症状がおさまるわけではありません。
会社ではなるべく平静をよそおっていたけれど、実際は結構辛かった。
病院でもらった精神安定剤でなんとか頑張って仕事をしていた状態だね。
ストレスが原因で仕事が出来ずにいる人は多いから、まだ症状が軽かったと思うけれど。
ストレスよって引き起こされる病気
ストレスはさまざまな病気を引き起こすことが指摘されています。
- 頭痛・めまい
- 高血圧
- 心臓病
- 胃痛
- 下痢・便秘
- 腰痛
- ぜんそく
- アトピー性皮膚炎
- うつ病
- 不安障害
- その他精神疾患
米疾病管理予防センター(CDC)によると、あらゆる病気の90%までにストレスが関わっているそうです。
ストレスで免疫力が低下するといわれているから、病気になるのも
当たり前なのかもしれないね。
ストレスホルモンの作用
体に影響するストレスホルモンにはいくつかの種類があります。
- アドレナリン
- ノルアドレナリン
- コルチゾール
などです。
アドレナリンの作用
アドレナリンは体を臨戦態勢にするホルモンです。
アドレナリンの分泌が増えると運動能力が向上します。
また、集中力、判断能力も高まります。
その結果、心拍数、血糖値、呼吸数が上昇します。
しかし、過剰に分泌されると不安やイライラなどを感じやすくなります。
ノルアドレナリンの作用
ノルアドレナリンは神経伝達物質の一つです。
ノルアドレナリンによって『闘争か逃走か』という危機的な状況に
対処することができます。
集中力を高めたり、行動力を高めてくれる作用があります。
アドレナリンと似たような働きをし、血圧が上昇したり、心拍数が上昇したりします。
しかし、過剰分泌が続いてしまうと集中力や注意力は逆に低下してしてしまいます。
その結果、不眠になったり、うつなどの精神疾患があらわれやすくなります。
コルチゾールの作用
コルチゾールは体内の脂質やタンパク質をエネルギーに変えたり、肝臓で糖をつくる作用があります。
また、炎症を抑えたり、アレルギーを抑える働きもしています。
このホルモンの分泌により、血圧が上昇します。
しかし、コルチゾールの過剰分泌が続くとノルアドレナリンと同じく不眠になったり、
うつなどの精神疾患があらわれやすくなります。
体に悪い影響をあたえてしまうんだね。
ストレスに打ち勝つために
ストレスに打ち勝つためには脳をコントロールしてストレスホルモンを減らすことが重要なのです。
最も有効なのは運動と睡眠
このストレスホルモンを軽減するのに最も有効なのは「運動」と「睡眠」です。
運動でストレスが減る
週に2回以上運動している人は、全く運動していない人よりも
ストレスが少ないという研究結果が多く出ています。
運動はストレスを軽減するためにとても有効なのです。
良い睡眠でストレスが減る
睡眠不足はストレスのもとです。
睡眠時間が短い人はストレスがたまる上に、太りやすいという研究結果が出ています。
近年の研究では6.5時間〜7.5時間の睡眠時間の人が長生きするという結果が出ています。
しかし、最適な睡眠時間は個人差があるようです。
「睡眠の質」をあげて、自分に合った時間でよい睡眠をとることが重要なのです。
その他、食事による方法、呼吸法、瞑想などいろいろな方法があります。
○こちらの記事もストレス対策として参考になると思いますので是非、読んでみてくださいね。
しっかりと把握することが重要です。体がサインを出しているのに、対処をせずに無理をしてしまうと
取り返しのつかないことになってしまいます。
送れるような情報をお届けしています。私の経験と日々、新しい学びをインプットして発信していきます。みなさん、よろしくお願いいたします!😉