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筋トレと有酸素運動どっちを先にやるのが効果的?
筋トレと有酸素運動を両方ともやるのが良いといわれています。
でも、順番はどちらを先にやれば効果的なのでしょうか。
ダイエットを優先するなら筋トレ→有酸素運動
筋トレの後にランニングやウォーキングなどの有酸素運動をした方がダイエット効果があると言われています。
それはなぜなのでしょうか。
その理由は
「筋トレで脂肪が燃えやすくなっている状態で有酸素運動すると脂肪燃焼効率が高まるから。」
なのです。
そのメカニズムについてくわしく説明しますね。
● 筋トレをすると体の状態はどうなるか
筋トレをした時に体の状態はどうなるのでしょうか。
筋トレは体の「糖」にエネルギーとして消費します。
筋トレをした時点では脂肪の消費は多くはないのですが成長ホルモン、テストステロン、
アドレナリンなど、多くのホルモンが分泌されます。
これらのが分泌されることによって、筋肉が発達し、脂肪を燃焼させやすい状態に
なるのです。
筋トレをする
⇓
血液循環が良くなる。
成長ホルモンやアドレナリンなどのホルモンが分泌される。
⇓
代謝が促進されて筋肉が発達しやすい状態になる。
⇓
脂肪が燃えやすい状態になる。
● 筋トレの後に有酸素運動するとどうなるか
成長ホルモンが分泌されて、代謝が高く脂肪が燃えやすい状態で有酸素運動をするということになります。
通常の有酸素運動では脂肪を燃焼し始めるまで5〜10分かかると言われています。
そして、20分を過ぎると脂肪燃焼が効率がより高まっていくということです。
しかし、筋トレをした後であればすぐに効率よく脂肪を燃焼することができるのです。
筋肉肥大が最優先なら筋トレ後の有酸素運動は別の日に
筋肉を大きくするのが最優先であれば有酸素運動は別の日にした方が
良いといわれています。
それは、筋トレで活性の高まった筋肉が有酸素運動で分解されやすくなってしまうからです。
もし、同じ日に有酸素運動をする場合はウォーキングなど軽い運動を短い時間行い、
クールダウンする程度にしておくののがいいでしょう。
有酸素運動だけでのダイエットはどうなの?
有酸素運動は 脂肪を燃焼させるのに効果的なのはよく知られています。
そのため、ダイエットに適した運動であることは間違いありません。
しかし、有酸素運動だけでは 体重を落とすことはできてもバランスのとれた理想の体を
作ることはできません。
なぜなら有酸素運動だけだと筋肉を増やすことができない為、基礎代謝が上がらないからなんです。
基礎代謝とは人間が普通に生きているだけで消費する最低限のエネルギー量のことです。
基礎代謝が低い人は運動しない時が続いたり、食べ過ぎたりした時に
脂肪が蓄積されて太りやすいということになるのです。
筋トレで太りにくくなるの?
筋肉が増えることによって基礎代謝も増えるために脂肪が蓄積されにくい体
=太りにくい体になっていくということなのです。
筋トレをする
⇓
筋肉量が増える
⇓
基礎代謝が増える(普段の生活でもカロリー消費量が増える)
⇓
体脂肪が減る
興味のある方はこちらをご覧ください。
おわかりいただけたのではないでしょうか。
注意点は筋トレの前にはプロテインなどのタンパク質やHMBサプリなどを摂取して
エネルギー不足にならないようにすること。
エネルギーが足りないと筋肉はなかなか増えませんからね。