Contents
免疫力を高めるかんたん呼吸法
新型コロナウイルスの感染が広がっている中で重要視されているのが、「免疫力」です。
免疫力が高い人は外から入って来たウイルスに対して、撃退する力があります。
逆に免疫力の低い人はウイルスの侵入を許してしまい、感染しやすいことになります。
免疫力を高めるには『自律神経のバランスを整えること』が重要だといわれています。
わかっているんだ。
自律神経ってどういうもの?
自律神経は交感神経と副交感神経の2つの神経で成り立っています。
交感神経は仕事をしている時など普段活動している時に優位になっています。
副交感神経はゆっくり休息している時などリラックスしている時、夜に寝ている時などに
優位になっています。
この2つの神経が状況に応じて切り替わることによって体のバランスが保たれているのです。
優位になっていることが多いんだよ。
こうした交感神経優位の状態が長く続くと心身の健康に問題が起きてくるのです。
自律神経のバランスを整える方法として、すぐにできて速効性がある方法のひとつが
「呼吸」です。
こちらのサイトでも腹式呼吸、深呼吸の重要性が語られています。
⇒誰でも・簡単・すぐできる「免疫力アップ」6つの法【6】呼吸
するんですよね。。
今回は「腹式呼吸、深呼吸」について
毎日、ヨガを実践している私がわかりやすく解説するよ。
かんたん!腹式呼吸のやり方
1椅子に腰掛けて背筋を伸ばして姿勢を正しくします
肩の力を抜いて上体をリラックスさせます。
2肺の空気をゆっくりと全部吐ききります
肺の空気をゆっくりと口から全部吐ききるようにします。
3鼻から空気を吸い込みます
3秒から5秒くらいかけて鼻から空気を吸い込みます。
お腹を少しずつ膨らませていきます。
4ゆっくりと口から全部吐ききります
肺の空気を8秒から10秒かけてゆっくりと口から全部吐ききります。
・口をすぼめて吐くと効果的です。
・吐き出す時にはお腹がへこませるようにします。
③と④を5回から10回程度、くり返しましょう。
意識出来ていいと思うよ。
腹式呼吸はこんな時にやるといい
腹式呼吸をすると効果があるのはこんな時です。
- 仕事が終わった後
- ゆったりとした感覚で完全にリラックスしたいとき
- 夜眠る前
かんたん胸式呼吸のやり方
1椅子に腰掛けて背筋を伸ばして姿勢を正しくします
肩の力を抜いて上体をリラックスさせます。
2胸いっぱいに息を吸います
下から空気を吸い上げるように胸いっぱいに息を吸います。
肋骨が広がって胸が前に出る感覚を意識しましょう。
3ため息をつくように「ハァー」と息を吐き出します
ゆっくりと胸の空気を吐き切るようにしましょう。
全身の力が抜けてリラックスしていくのを感じます。
②と③を5回程度、くり返しましょう。
胸式呼吸はこんな時にやるといい
胸式呼吸をすると効果があるのはこんな時です。
- 朝起きた時
- 仕事に取りかかる時
- 仕事が忙しくてストレスを感じた時
- 頭をリセットしたい時
胸式呼吸は腹式呼吸よりも簡単にできるので、仕事の合間でも
行うことができます。
ため息をつく感覚で気軽にやるようにするといいよ。
私たちは普段忙しく生活していると呼吸が浅くなりがちです。
リラックスしている時間が 少なくなると交感神経が優位になっている時間が長くなります。
その結果ストレスがたまって、免疫力も低下してしまうのです。
ヨガやストレッチはなかなかできないという人もまずは呼吸で自律神経を整えて、
ウイルスに負けない体にしていきましょう。